久しぶりに手作り石鹸

私の趣味の一つに『石鹸を作る』というのがあります。…実は。
手作り石鹸と言えば、学校の親子行事や地域の行事なんかでやったことある!という方もいらっしゃるかもしれません。
基本的には油と苛性ソーダという薬品を混ぜるだけ。
行事なんかでは、廃油(天ぷらなどに使い終わった油)を使い、一斗缶なんかで作ったりするようです。
出来上がった石鹸は洗濯などに使用します。

さて、私の趣味の『手作り石鹸』ですが、上記とはちょっぴり趣が異なります。
まず、使う油は"新しい油"です。
廃油は独特の匂いがついていたりしますが、新しい油は新鮮な素材の匂いがします。
油と言えば何油がポンと浮かぶでしょう?
キャノーラ?紅花?オリーブでしょうか?
一口に油と言っても、スーパーには様々な油が売っています。
そして、それらはそれぞれ味も違いますが、持っている性質も違うのです。
その性質を好きなように組み合わせ、更には好きな模様を付けたり、好きな香りを付けられるのが手作り石鹸なのです。


私が先週末に作った手作り石鹸
↓のような材料でできています。
・オリーブオイル(保湿)
・ライスオイル(保湿)
・キャスターオイル(泡立ち)
・ココナッツオイル(泡立ち)
・パームオイル(硬さを出す)
・苛性ソーダ
・ローズクレイ(洗浄)
・ラバンジングロッソエッセンシャルオイル
ティートゥリー(エッセンシャルオイル

結構面倒臭そう…ええ、だから最近作ってなかったのです(;´-`)
()内は期待できる効果です。この石鹸は比較的泡立ち重視で、手作り石鹸に慣れていない方も、容易に泡立てられるはず。
そして、ローズクレイ(クレイとは泥のことで、泥パックに使われるのもこの仲間)でピンクの模様を。エッセンシャルオイルで爽やかな香りを付けました。
見た目からして市販品とは違いますが、香りも使用感も全然違います。
また、新しい油を使っているので、手洗いなんかにも使えます。
私は顔も洗ってるけど…。保湿力があってしっとりするんだもの。
(当然ながら、この辺は自己責任で)


久しぶりに石鹸を作って、また作ろうかなという気持ちになりました。
実は、会社の女子トイレにこそっと手作り石鹸を置かせてもらっているのです。
私と同じフロアの女性陣のみ使用出来る秘密の石鹸です(´ё`)

手作り石鹸は制作してすぐに使える物ではなく、約一月の間じっくり熟成させる必要があります。
何せ『苛性ソーダ』という劇薬(購入時、薬局で書類を書かされ、押印もしなくてはなりません)を使っているので、作り立てはまだ劇薬成分がキツク残っているのです。
それが一月程経つとまろやかになり、安全に使用出来るようになる。
先週作ったこの石鹸が使えるようになるのは、12月に入ってから。
今から楽しみ!