東方美人(Oriental Beauty)

東方美人
とても有名な言葉だなあと思います。
昔は、これが中国茶の名前だなんて知らなかったけれど。

このお茶は、台湾で作られるのですが、その製法はとっても不思議。
ウンカという虫に齧られた茶葉だけが、フルーティーな香りのお茶になるのだとか。
ウンカに齧られると、茶葉の成長が止まり、様々な変異がある様子。
別名五色茶とも呼ばれるようですが、その名の通り白や茶、赤など様々な色の茶葉が混じったお茶です。


見た目も味も紅茶に近いお茶で、凍頂烏龍茶等と同じ青茶に分類されますが、味わいが全く違います。
私は爽やかな青茶らしい青茶が好きですが、紅茶が好きだという方にはこちらの方が良いかもしれません。
紅茶ほど渋みがなく、さっぱりとした飲みやすいお茶です。


さて、今日は東方美人よりも…こっちの茶杯を見て見て(゚∈゚)!
大きさは少し小さ目で、80ccくらいかなあ?
側面は波波しています。


描かれているのは牡丹。
大輪の牡丹が2つ描かれています。


そして、特に気に入っている内絵(人´エ`*)
上品なほころびかけた蕾が。

お品自体はそれ程高価な物ではないと思います。
絵付けはプリントだし。
茶杯の底に『AW』のロゴ。青い壷に『AW』と書かれていて、下に麦穂が2本クロスしているデザイン。
果たして、どこのお品やら?
検索してみたのですが、ほぼヒットなし。
首を傾げていると↓のようなサイトが!

http://www.figurines-sculpture.com/antique-and-fine-china-aw-dekor-friesis-blau.html
(英語です)
コーンウォールのSue Andertonさんは、ワゴンセールで買った2つの品に書かれたこのマークが気になっています。
ググったけどわかんね!誰か教えて!って感じで記事を書きました。

最終的に、Titia Gerritzenさんという方が『AWというのはAugust Warnecke』のことだよ!1920年設立で、本社はハンブルグにあったんだ。
1999年に生産を止めてしまったけれど、そこの手製磁器だよ!

というお返事。なるほど。
しかし、この会社。ググっても日本語サイトが皆無である。
日本への流通が非常に少なかったのか、それとも会社自体がドマイナーなのか…。
ねえ、何これ?

因みに私は某オークションで譲って頂きました。
送料を入れても190円という格安で(人´З`)
そこがまた可愛い!
高価で良いお品より、安価でも気に入る一品だよね!


★ここ最近、使っていない茶器の整理を始めました。
形が気に入って買ったけど、結局使い勝手悪いな〜と放置している茶壷。
手書きでモチーフが気に入ったけど、大きさがちょっと…と放置している茶杯。
私が持っている茶器の殆どは、見た目が気に入って購入した物たち。
なので、自慢できる程高価な物はありません。
最高で4,000円の金魚蓋碗かなあ。

捨てるのは忍びないので、安価即決でオークションに出したりしています。
そうして、また気に入った子を買っちゃうんだろうな(;´-`)
整理→新しい子を買う→整理…を延々繰り返してしまいそうな。

社長。欲しい茶壷があるので、冬の賞与は頼みます(`人´)
今年1年は入社してから一番頑張りました!

                                                                                      • -

宜しければポチお願いします(人´エ`*)↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ