洗凛

今回は変わった使用方法の洗顔石鹸をご紹介致します。
『洗凛』というお品なのですが、マッサージ、クレンジング、洗顔と色んな事が出来る様子。

見た感じは真っ黒い、ころんとした石鹸。
馬油100％なのだそうですが、確かに匂いはそんな感じ。
手作り石鹸でもそうなのですが、香り付けをせずに石鹸を作ると、素材そのものの香りのする石鹸が出来上がります。
植物系オイルばかりで作ったならば、ほんのり甘いような香り。
馬油や牛脂、豚油のみで作ったならば……もわんとした匂いです(;´-｀)
正直、あまり良い匂いとは言えないのですが、無香料というのも肌へ配慮してのことかと。

まずは、付属のリーフレットに記載されている通りに使ってみたいと思う。
【その1　黒の真法】
クレンジング、マッサージ効果のある使い方です。

顔を濡らし、石鹸その物を直塗り。
ほっぺたやおでこ、鼻の頭などに優しく滑らせ、化粧となじませる。
その後手でマッサージしながらクレンジング。
手の感触が少し軽くなると、メイクが浮いてきている証拠。
後は良く洗い流す。
…ということで、その通りにやってみました。

私は比較的ばっちりメイク派です。
最近は手を抜いてアイシャドウを入れていませんが、取り敢えずまつ毛だけはガッツリ。
いつもオイルタイプのクレンジングで、根気よく落としております。
そんなメイクが石鹸で落ちるのか。
流石に、ウォータープルーフのマスカラまでは期待しませんが、どうでしょう？
使ってみた感想としては、メイクが落ちたかどうかは微妙。
石鹸を落とした後は、馬油独特の？膜張り感が残っています。
そのせいで、メイクが落ちたかどうか判断しづらい。
何かが肌の上に残っている感（膜張り感）があるので、これが綺麗になった上で石鹸の持つ保湿力なのか、メイクが落ちていないだけなのか…。
マスカラについては、全く落ちませんでした。まあ、そうでしょう。
製品情報にも、ウォータープルーフマスカラや日焼け止めなど、落ちにくい物は専門のリムーバーを、と書いてあります。

【その2　白の真泡】
顔全体を泡で包み、優しくパック。

今度は石鹸を泡立てます。
付属の泡立てネットを使い、石鹸をもしゃもしゃ。
出来上がった泡でパックしながら洗顔する。
…ということで、こちらもその通りに。

まず、泡立てネットが素晴らしい！
これまでキッチンの水切りネットを泡立てに使っていましたが、それよりもずっともこもこと沢山の泡が立ちます。
テクニックもいりません。流石、泡立て専用のお品。
水きりネットは簡単にポイされてしまいました（´Å`;）

さて、出来上がった泡は凄く軽いほわほわの泡。
普通の石鹸よりももっと水を少なく、石鹸を多くして泡立てるとしっかりとした泡を作ることが出来るようです。
泡立ての際は、極力水分少な目で。
ついでに1回で作った泡では足りないので、泡立て2回。

顔を優しく覆い、ふわふわと洗顔。
洗い上がりは、やっぱり……キュキュッ。
膜張り感が残ります。

【良いと思った点】
・泡立てネットが秀逸！
・がっちりと硬い石鹸で、溶け崩れが少ない
・パッケージが綺麗

【改善希望点】
・石鹸の匂い
・泡持ち

【その他】
無香料が良いことは分かるのですが、顔にがっつりつける物だけに、あの匂いはちょっと頂けません。
外箱とかがフローラルなイメージの美しいパッケージだけに、石鹸の匂いとのギャップが…。
また、泡立てネットは素晴らしい。けれど、洗顔やパックがしっかりと出来るもちもち泡を立てるためには、泡立て2回が必要だったり、極力水分を抑えて石鹸を沢山つけて…等工夫が必要。
もう少し潰れにくいどっしりとした泡が簡単に作れると使いやすい。

自分で石鹸を作っていて、天然成分100％、無香料、無着色は当たり前の私にとって、ちょっぴり厳しい評価になってしまいました。
取り敢えず石鹸が無くなるまで使ってみたいと思います。
因みに私の肌質は、混合肌です。朝一、口の周りが乾燥していますが、他は程よい感じ。
昼過ぎておでこやほっぺた、鼻の頭がオイリーな感じに。
にきびも出来やすいです。
この石鹸が凄く良い！と言う方も沢山いらっしゃるのですが、どういう方に合う石鹸なのだろう？

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