布ナプキン その1

この土日。家に籠って(…ってのはいつもだけど;)ちくちくやっておりました。
お裁縫は苦手な私ですが、ミシンは持っているのだ。
使いこなすには程遠い状態だけど、まあ直線縫いくらいは(;´Д`)

で、布ナプキンを作っておりました!
私が布ナプと出会ったのは、大学1年生の頃。
たまたま訪れたサイトで布ナプが紹介されていて、こりゃ凄い!と思ったわけです。
何回も繰り返し洗えるからエコってこともありますが、何よりも衝撃を受けたのは『生理用ナプキンは石油から出来ている』ということ。
コットンぽい風合いの市販のナプキンも、良く見れば『コットン"のような"肌触り』『コットンは"入っていません"』と書かれています。
粘膜に直接触れる物が、石油ってどうなの?と思ったわけです。

私は生理痛が重い方で、特に小学生の頃は毎回酷い生理痛で倒れるくらいでした。
早朝に目が覚めてトイレにも行けず、洗面所で倒れこんでいる所に毛布を持った母親が…。学校に行ったら行ったで歩けなくなって、迎えに来てもらう始末。
まだ身体が成長しきっておらず、大人に比べて生理痛が重かったのも事実ですが、それでもまあ…。
本当に冷や汗が出て、吐き気がして、学校に行くとかどうとか以前に立てないのです。布団に戻れないのです。
成長と共に極度の生理痛は徐々に治まり、大学生になる頃には4ヶ月に1回学校を休むくらいの頻度になっていました。
でも、学校を休まない月に生理痛がないわけではありません。
薬を飲んで、頑張って行ける範囲です。

そんな生理痛に苦しむ私には、布ナプ使用者の感想の中に『生理痛が軽くなった』という一文を発見し、少しでもましになるなら…と試すことにしたのです。


私がまず試してみたのは、"てくてくねっと環境食品と雑貨の店"さんで販売されている『白うさぎ』でした↓

ネルで出来た長方形の布で、それを三つ折りや四つ折りにして使います。
お値段が安いことと、洗濯しやすいのが魅力。ただし、下着に固定する物がないので、ずれやすいのがデメリット。
布ナプを使い始めた私を見て、当時母親が沢山手作りしてくれました。
真っ白いネルでは汚れが目立つだろうと思ったようで、紅茶で染めてくれたりとか。
こうして暫くの間、ハンカチタイプの布ナプを使っておりました。


大学生ってのは基本的に暇暇で、私の場合は家にいることも多かったので(と言っても、今の土日よりはずっと出かけてたけど;)、完全に市販のナプキンは使わない生活でした。
そんな生活を続けた結果。
『経血がさらさらになった』という実感がありました。
これも布ナプ使用者の感想に多い物なのですが、確かにそんな実感があります。
生理痛については、おなかを冷やさないという意味で効果があります。
生理痛にはお腹を温めれば良い…ということで、いつもホッカイロを貼りつけていたのですが、市販のナプキンに比べると布ナプはずっと暖かいです。
なので、冷えないという意味では、効果があったと思います。
その他の点については、身体がいい加減に慣れたとも言えるので、何とも。


こうして、私の布ナプ生活は大学いっぱい続きました。