学生時代に好きだった教科

学生時代沢山の教科を勉強しましたが、やっぱり得意科目と苦手科目がありました。
数学や英語が苦手という方は多いですが、国語や社会が苦手という方も。
みんな同じ教科が苦手なわけではないあたり、個性ですね(´ё`)


私はと言えば、完全に昔から国語が好きな子供でした。
とにかく本を読むのが好きで、しょっちゅう読んでいる。
すると、文章を読むこと自体に慣れ、授業中に音読を当てられても、スラスラと読むことが出来るようになっています。
つっかえつっかえしか読めない子がいる中、教科書がスラスラ読めるというだけで、ちょっぴり出来る子っぽい空気に。

国語って、数ある教科の中でも、珍しく『答えのない教科』だと思うのです。
学生時代に良くあったテストの問題で『ここでの作者の気持ちを答えよ』というやつ。
テストでは決められた答えを書かされますが、本当は読む人によって答えは変わってくるはず。
作者がどう考えたかなんて、誰にも分からないはずなのです。
それなのに、一律の答えを書かせるやり方はどうかと思うけれど(;´-`)


小学校の頃から国語が得意で、中学に入って古典が始まると益々のめりこんだ気がします。
英単語を覚えるのは苦手だけれど、古語を覚えるのは楽しい。
古典みたいな文章で友達に手紙を書いたりした思い出。
古文にしろ漢文にしろ、分からない単語や言い回しが出ても、前後の文章である程度想像できるところが良いですよね。
想像力も養われる!
(英語は分からない単語が多すぎる上、文法が違い過ぎて;)

……と、それが高じて現在物書きなんぞやっているわけですが。
現在も毎日欠かさず3時間以上は小説を読んでいます。休日は1日中読書ということも多い。
とにかく文章が大好きな私ですが、国語が好きになるかどうかは『初めて触れた本による』と思っています。
初めて読んだ本に興味を惹かれれば、もっとそういう本が読みたいと思うはず。

ちなみに、私は『日本昔ばなし』でした。幼稚園の頃、本棚にずらっと並んでいて、愛読していたそうな。
古文は『落窪物語』でした。日本版シンデレラストーリー。


大学も日本語学科に進んだわけですが、その受験会場で。
目の前の席の男子が『数学は公式で解く、社会は知識で解く、国語は感性で解く』と言っておりました。果たして彼は合格したのかどうか…(。`・д・)

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